2007年2月アーカイブ

My Audi A4 1.8Tq (B5) 

AUDI Reports

愛車A4 1.8Tqの紹介と、これまで見てきたAudiについて
A4 Histoy

A4(B5)のイヤーモデル毎の遍歴です。中古車を購入する時のご参考に。
CUSTOMIZE

ノーマルで乗るのもよし、カスタマイズを楽しむのも、また楽し。
MAINTENANCE

輸入車の維持には、どれくらいの費用がかかるのでしょう。

A4's History

A4はデビュー以来、モデルイヤーごとに数々の仕様変更が行われてきました。


1996モデル
  • Line up  A4 1.8/ 1.8T quattro/ 2.6/ 2.8 quattro
  • 1995.10発売開始 (quattroモデルは1996.2発売開始)

1997モデル


  • Line up  A4 1.8/ 1.8T quattro/ 2.6/ 2.8 quattro/ Avant 1.8/ Avant 2.6
  • マップランプ、シートバック収納ネットを追加(1.8にも)【写真】
  • カップホルダー(1.8,1.8T quattroにも)
  • EDS(エレクトロニック ディファレンシャルロック システム)を追加(2.6にも)
  • Fブレーキがベンチレーティドに(1.8にも)
  • 分割可倒式リヤシート(トランクスルー)採用 (1.8, 2.6にも)
  • リヤガーニッシュ意匠変更
  • 1.8T quattro右ハンドルに変更

1998モデル


  • Line up  A4 1.8/ 1.8T quattro/ 2.4/ 2.4 quattro/ 2.8 quattro/ Avant 1.8/ Avant 2.4/ Avant 2.4 quattro
  • ロイヤルブルーの内装色 (1.8, 2.4, Avant 1.8, Avant 2.4)
  • ATがティプトロニックに変更(2.4, 2.4 quattro, 2.8 quattro)
  • 折りたたみ式キー【写真】
  • サイドエアバッグ:前席 (全車)
  • 4段階調整式間欠フロントワイパー:スピードコントロール付き (全車)
  • アルミホイールの意匠変更:いわゆるガスレンジ型 (全車)【写真】
  • リヤセンターヘッドレスト (Avant全車)【写真】

1999モデル   

  • Line up  情報なし
  • 情報無し


1999.5モデル


  • Line up  A4 1.8/ 1.8T quattro/ 2.4/ 2.4 quattro/ 2.4 quattro LS/ Avant 1.8/ Avant 2.4 quattro/ Avant 2.4 quattro LS
  • ビッグマイナーチェンジ 1999.6発売開始
  • ウィンカー一体型ヘッドランプ【写真】
  • フォグランプがバンパー下部へ独立【写真】
  • フロントグリルの意匠変更
  • クリアサイドマーカー
  • ドアミラー意匠変更
  • ドアハンドル意匠変更
  • Bピラー塗装、ツヤ有り→ツヤ無し
  • テールレンズ意匠変更
  • リヤエンブレム位置がトランクリッドからナンバー横へ
  • センターコンソールの意匠変更(エアコンパネル、カップホルダー位置、シガライター位置など)【写真】
  • MMS(Multi Media Station)装着車を設定【写真】
  • サイドブレーキレバーが革巻きに
  • 2.4に16inchアルミホイール【写真】

  • ウッドパネルがつや無しのマット調に(LSは光沢調) 2004/07/10 追加
  • その他、アウディいわく100箇所以上の変更
  • 本革仕様のLSモデルを2.4 quattroに追加



 S4も同じカタログに載ってます。

2000モデル


  • Line up  A4 1.8/ 2.4/ 2.4 quattro/ Avant 1.8/ Avant 2.4 quattro
  • 1.8T quattroが消滅
  • 8スポークデザイン15インチアルミホイール(1.8)【写真】
  • 9アームデザイン16インチアルミホイール(2.4, 2.4 quattro)【写真】
  • オーディオがCD付きに変更
  • ウッドパネルが光沢調に戻る 2004/07/10 追加

2001モデル


  • Line up  A4 1.8/ 1.8T quattro/ 2.4/ 2.4 quattro
  • 1.8T quattroが復活
  • スポーツサスペンション(quattro)
  • 5アームデザイン16インチアルミホイール(1.8, 2.4 quattro, Avant 1.8, Avant 2.4 quattro)
  • ダブルスポークデザイン16インチアルミホイール(1.8T quattro)【写真】
  • オートチェックシステム?(全車)
  • ホワイトメーター(1.8T quattro)
  • 内装パネルが、シルバーに(1.8T quattro)
  • 油温計、電圧計追加(1.8T quattroにも)    2004/07/10修正 油圧計→油温計
  • オンボートコンピュータ(1.8T quattroにも)
  • マニュアル車でバックに入れるとき、下に押さなくてもよくなった(1.8T quattro)
  • リヤエンブレムに赤いストライプが追加(1.8T quattro)
  • 3スポークステアリング(1.8,2.4も)
  • ルーフレールがシルバーになった (Avant)


中古車市場のA4(B5)もずいぶん値がこなれて手に入れやすくなりました。でも私自身は、中古車を探すときに仕様の違いに関する情報が少なくて、どの年式を狙ったらいいのか迷いました。この情報が、皆さんの手助けになれば幸いです。情報に誤りなどありましたら、ご連絡ください。

タイヤ&ホイール

これはあくまでも参考事例です。作業は、自己責任で慎重に行いましょう



我が愛車も、はや4年が経過しました。この間の走行距離は5万Km強。この間、数回のローテーションを行ってきました。まだ、スリップサインまでは達していませんが、ショルダー部を中心に、だいぶ溝も浅くなってきました。それに、ひび割れも目立ちゴムの硬化も感じられます。
タイヤを替えるなら、いっそホイールも交換してと、ここしばらくは夢を膨らませていました。そんなおり、雪道で滑って自損事故したのを期に緊急タイヤ交換となりました。
漠然と考えていた選定の条件は、こんな感じ
1.掃除のしやすいスポークタイプ。
2.装着したままで車検もできること。
3.乗り心地が極端にスポイルされない。
4.できれば、軽いほうがいい。


ここで、気になっていたホイールはというと。。。。

ABT A28     Oettinger Type RE    BWA SPYKE    RONAL R32
         

この時点で特に気になっていたのは、RONALのR32。
雑誌で紹介されていた新しいホイールで装着している人も少ないのと、RONALというメーカはアウディの純正ホイールも手がけていたそうで、少しばかりウンチクも満たしてくれそうだという理由です(笑)
幾つかのショップに問い合わせをした結果、やはり鍛造の軽いホイールやチューナーズブランドは価格が高いし、リーズナブルなホイールはデザイン的にいまいちだったり。期待のR32は、なんと日本に入ってきていないという事。確定オーダーしても4月にしか入荷しないらしいです。雑誌に出てたのに?

こうして考えていくと、しっくりいく物ってナカナカないものですね(ーー;)
軽くて扱いやすそうな16インチは品揃えが少ないようです。つまり、選択肢も少ないし価格も割高だという事らしい。確かに、雑誌などを見るとみんな17インチや18インチを履いていますね。
17インチで、リム幅8J、オフセットET35というホイールをよく見かけます。これでフロント側は、いわゆるツライチ状態。ところが、車体側のバラツキや組み合わせるタイヤによっては、ややはみ出しぎみのグレー状態になるものもあるそうです。(この場合、ディーラーでの車検では純正に戻して来て下さいといわれることもあるらしい) おまけに各数値と実際の物が若干違っているケースもあるときたら素人には理解できませんよねぇ(爆)

ここはじっくり相談の出来る、なじみのお店という事で、ドルフから独立されたヴァンクールの尾花さんに相談しました。
今回は、修理でお金を沢山使った事もあり、高価な鍛造やチューナーズブランドはキッパリあきらめて、リーズナブルなホイールの中から気に入ったデザインのものを選ぶ事にしました。
そこで、提案していただいたのは「お正月特価品」(^。^) その中から選んだのは、このMAKのSTINGです。

MAK STING

更に、R32のデザインが好きならということで、今回選択したWORKのESPERIO DESIGN1を紹介してもらいました。
このホイールは、17インチでオフセット35ですがリム幅は7Jとやや細め。お陰でタイヤのはみ出しに気を使う事もなさそうです。PCD112の設定はありませんが、特殊PCDとして対応できるそうです。その場合、純正ボルトが使用できるようにしてくれます。(アウディはハブ径が小さくて出来ませんでしたが、標準より大きなハブ径なら専用に加工してくれます) 但し納期は1ヶ月必要です。

最終的に、この二つに絞って検討することにしました。MAKはスポークの細さが気になります。しかしWORKは納期が長いので、MAKを発注する事にしました。ところが、悩む期間が長すぎたため、すでに特価品は完売してました(^^ゞ
なんだかんだで、改めてWORK ESPERIO DESIGN1を発注することになりました(恥) でも、結果オーライ。これで正解だったかも。

今回のホイール交換で、もうひとつこだわってみたのがセンターキャップです。
輸入車と国産品を組み合わせるのがいやって訳じゃありません。オーダー後に初めてこのホイールの現物を見たのが、コンビニに止まっていた国産ミニバンだったから(笑) せっかく履き替えたのに、国産ミニバンと一緒じゃやだ?ってのは、偏見ですかねぇ。
そこで、純正っぽくアウディ・ロゴのオーナメントを入れてみる事にしました。

付属のセンターキャップはこんなデザインです。

純正ホイール用に、付属のキャップとぴったり同じ物が無いか探してみましたが、ヤナセに聞いてみてもわかりません。
いろいろと手を尽くして探した結果、BWAのホイール用にシールタイプのアウディロゴがあるのを発見しました。価格も1個¥1000弱だったのでダメ元でオーダーしました。

サイズは60mm

届いてみると、完全フラット。付属のキャップ表面は、少し曲面になっているので、そのまま貼るのは難しそうです。 しかし、よく見てみると付属のキャップは2重構造になってます。ここをはずせば。。。。


赤い線に沿ってナイフを入れてみると、両面テープで止めてあるだけでした。

こんな風に二つに分かれます。

シールでの接着だけでは不安なので、エポキシ系の接着剤で貼りました。我ながら、よく出来たんじゃないかな。


装着してみると、こうなりました。
やはり2インチアップという事で、見栄えは良くなりました。ESPERIO DESIGN1もA4の丸い車体にマッチしていい感じです。シンプルな10本スポークで、エレガント&スポーティって言ってもいいですよね。

純正15インチ           WORK製17インチ

タイヤは215-45ZR17のPILLELI P6000を選択しました。前のゴルフでも装着したので、今回は違う銘柄を試してみたい気もしたのですが価格が決めてでした。でも、当たりは柔らかいし、ショルダーが丸くて轍によるワンダリングも少ないし、いいタイヤですよ。
ホイールとタイヤでちょうど20Kgになりました。純正の組み合わせから一本あたり約5Kgの重量増です。50,000Kmを走行したダンパーには負担が大きいと見え、格好よさと引き換えに乗り心地は確実に悪くなりました。パワーも少しだけ食われているような気がします。
でも、これ以上を求めるなら、それなりの対価が必要という事でしょう。


今回、同時に前後ブレーキパッドの交換を行いました。輸入車のブレーキはよく効く代わりに、粉の出方はすごいですよね。そこで、アフターのパーツでは効きはそのままで、粉の発生を抑えたパッドが出ています。走行距離からしても、かなり減っている事が予想できるので、新しいホイールが汚れる前に交換する事にしました。選択したのは、ヴァンクール・オリジナルのパッドです。

はずされたパッド。
特にリヤはかなり磨耗が進んでいました。

フロント        リヤ
 
交換した直後は、びっくりするくらい効きが悪かったのですが、パッドとローターが馴染んだ今では従来どおりの制動力を発揮してくれます。肝心の粉の発生も、確かに少なそうです。

カーナビ取り付け

これはあくまでも参考事例です。作業は、自己責任で慎重に行いましょう



ナビ選定

カーナビはパソコンや携帯電話と同じように、すごいはやさで進化しています。どのモデルを買うかは判断の難しいところですね。以前、旧モデルを安い値段で買った教訓から言えば、バージョンアップのしにくいカーナビこそ最新モデルを買うほうが安心と思います。しかし地図さえ見れれば構わないのであれば、型落ちを安く買うのも捨てがたいですが.... 悩んでばかりいても決まらないので、今回は、 ・DVDナビ 情報の多さに期待して。 ・オンダッシュモニター付き  A4はオーディオ1DIN(しかも異形)。 ・VICSレベル3付き    福岡でも始まったぞ? を条件に、 ・パナソニック CN-DV3300GWD (通称e-Navi) ・アルパイン NVE-N077ZR ・ソニー NVX-DV805 と候補を選定。雑誌の評価記事も結果はまちまち、市場価格もあまり差がないなど。どれも決定打は無かったのですが、最後は「画面が綺麗」との嫁さんの一言でPanasonic CN-DV3300GWDに決定しました。

ナビ購入

ナビの購入先としては、オートバックスやイエローハットなどの量販店が一般的でしょう。同時に取り付けもして貰えます。しかし、今回のように自分で取り付けを行う場合には、やはり重要なのは価格です。インターネットを検索すると秋葉原あたりのお店が、非常に安い価格で通信販売をしています。(いろいろなお店があるという噂も聞きます。価格にだけ注意せず店はよく選びましょうね) 今回は価格が安くて在庫もあった、Fiftyさんで購入しました。対応のほうも受注・発送・受け取りの確認までメールで迅速に対応してくれました。商品は2日後に宅配便の代金引換で届きました。

届いたら、すぐに内容物のチェックをしておきましょう。

準備

さて、取り付けに関して大事なことがいくつかあります。ここで十分な準備をしておくと作業中にトラブルにあうことも少ないですし、何より気持ちに余裕が出ます(笑)。

その1 配線情報
ソニーのホームページに、オーディオやナビゲーション取り付けの為の情報が公開されています。自分の車の情報を検索してプリントアウトしておきましょう。(FAXでも取れるらしいです。)

その2 整備書

欧州やアメリカで売られている、メジャーなモデルには整備書があります。有名なものにはHaynesRobert Bentleyなどがあります。 今回はHaynesのリペアマニュアルを購入しました。価格は送料込みで\6000程度です。英文ですが、写真も多く単語も平易なので、何とか私でも理解できます(汗) ハードカバーで見た目もいいので、本棚の肥やしにもお勧めです。ただし海外の整備書は、日本仕様の車とは一部異なる内容が含まれていますから注意が必要です。購入には、高原書店Amazon.comを利用しています。

その3 道具
内装外し(正式な名前は知りません)
マイナスドライバーなどで代用したりしますが、内装を傷つけない為にも準備しましょう。カーショップで1000円くらいです。
ソケットレンチ
一般的には不要かもしれませんがA4ではグローブボックス取り外しに必要でした。
とりあえずは安いやつで十分でしょう。
リード線、圧接端子、ギボシなど
配線の長さが足りない場合があります。延長用にリード線を準備しておきましょう。 同時に圧接端子やギボシなどを準備しておくと線を結合するときに便利です。 線をまとめる為のタイラップやクランプなども準備しましょう 本体やTVチューナーをカーペットに止めるマジックテープも忘れずに。
カーショップには色んな種類のものがあります。一度ご覧ください。
ドライバー、ニッパー、プライヤー等
プラス・マイナスのドライバー、配線を切るニッパー、コネクタを圧接するプライヤー、 カッターナイフを準備しておきます。
太い針金
隙間に配線を通す時使います

その4 作業場所
作業場所にも注意が必要です。こんな場所が理想かと思います。
・せめて助手席側のドアが大きく開ける広さがあること。
・外した内張りやシートをおけること。
・長時間の作業になるので、直射日光や雨などがしのげること。
・往来の邪魔にならないところ。バッテリーを外しちゃいますから、すぐには移動できません。
実際は、そんな都合のいい場所はなかなかないものですね。
私の場合は、最初はマンション横の空き地で作業しましたが、あまりの暑さに耐えかね、マンションの屋根付き駐車場に舞い戻りました。しかし、狭く暗いので、快適ではありませんでした。

その5 師匠の確保
ちょっと反則のような気もしますが、実は一番効果的だったりします(笑) 万全な準備をしていたつもりでも、実際に作業を行っていると色んなトラブルに見舞われるものです。例えば、配線を通す穴がわからないとか内装が外れないなどなど....
なじみのお店かディーラーがあれば、メカニックの方に一声かけておきましょう。特に輸入車は年式によって微妙に仕様が違っていたりするらしいですが、メカニックの方は、こうした情報や作業上の色々なノウハウをお持ちです。私も、ドルフさんに大変お世話になりました。

作戦会議

実際に作業に入る前に、十分な作戦をたてましょう。 ・ナビ本体はどこに置くか? ・TVユニットの置き場所は? ・モニターの設置場所は? ・電源をどこから取るか? ・配線はどこを回すか? 配線をならべてみて、とどかないような線がないかをチェックしておきます。

内装取り外し

さて、すべての準備が整ったら、まずは内装をはがしましょう。私の場合、純正オーディオはディーラにて外してもらってから始めています。 まずオーディオ裏の信号へアクセスする為に、グローブボックスを外してしまいます。その為には、まずドア側のカバーを外します。カバーは金属性の爪でとまっているだけなので、内装外しを慎重に差し込んで開きます。

カバーを取り去ると2個、さらにグローブボックス内の中央上に1個、右に2個のボルトがあります。ソケットレンチで外しちゃいましょう。グローブボックスには、グローブボックスランプと、フットランプの配線が来ています。切らないように外しグローブボックスを取り去ります。これで、センターコンソールの横に穴が開きます。
次にダッシュボードからトランクまでの配線を隠す為に、サイドシルのカバーを外します。その為には、まず助手席足元の発煙灯がついたカバーを外しましょう。ねじを2個(内1個は蓋がついてます)外せば簡単にとれます。次にリヤシートの座面を外しましょう。これは端から順に上に引っ張るだけで外れます。リヤシートを外した状態でサイドシルカバーの一番後ろのねじを外します。後はクリップでとまっているだけです。内装外しで端から順に外していきます。
さて、最後にトランクルームと室内をつなぐルートを作りましょう。助手席側リヤシート脇の部分を外します。(これがなかなか外れずかなりてこずりましたが、ドルフさんにHELPを求めてやっと解決しました。以下ドルフで聞いた裏技に基づいて...)まず下側を覗きこみます。三角形をした板金にフックがかかっているのが見えるでしょう。このまま引っ張っても外れません。そこで三角の板金をやおら上に折り曲げます。この状態で手前に引くとまず下側が外れます。更に真中のフックも手前に引いて外します。最後に上のフックを持ち上げるようにして外します。(ソニーのフィッティングの資料では上から順に外すように指示されていますが、実際これは難しいです。)曲げた板金は、最後に内装を戻す時に元のように曲げなおします。(あまり、何度も使える技じゃないですね)
上のほうに詰めてあるスポンジを外してみてください。トランクルームが見えますよね。
#この作業が佳境に入った瞬間、写真を撮ることなど頭から消え去ってしまいました。何かの機会に写真が撮れればまた追加します。

モニター取り付け

モニターはダッシュボード中央の、運転中の視界を妨げない位置に固定します。アウディA4の場合、モニターを後ろに下げすぎるとスタンドを固定する位置がフラットでなくなるので注意します。スタンドを固定する場合は、貼りなおしを避ける為、あらかじめスタンドの周りにビニールテープで目印をつけておきます。くれぐれも、貼りつけは1回で。 スタンドを貼りつけたら、モニターは外しておきます。両面テープの接着材が力を発揮するまでにはしばらく時間がかかります。一昼夜は力を加えないようにしておきます。 #量販店で作業してもらった場合でも、動作確認が終わったら一旦外してもらうほうがお勧めです。

光ビーコン取り付け

光ビーコンはダッシュボード中央に両面テープで貼りつけました。配線はウィンドウの下部に沿って助手席側Aピラーへと引き回しています。

GPSアンテナ取り付け

GPSアンテナは、助手席側Aピラー付け根に設置しました。アンテナが乗っているL型の板は鉄製で、アンテナの受信能力を上げるそうです。見た目が不恰好で付けるかどうか悩みました。

TVアンテナ取り付け

TVアンテナは付属の物を、リヤウィンドウに貼りつけて使用します。アンテナは両面テープで貼りつけします。モニタースタンド同様、事前に付属のクリーナーで接着面を綺麗にし一発で貼りつけましょう。
ところでTVアンテナ4本のうちの1本はVICS用のアンテナとして使用するそうです。左右いずれかの内側の線に目印をつけておきます。
アンテナからのコードをウィンドウに沿って止めるコードカバーはA4のウィンドウには若干短くて付属の分だけでは足りませんでした。カーショップで買い足しています。

マイクその他の取り付け

マイクは運転席側のAピラーからサイドシル、リヤシートの下を通ってナビ本体に接続します。この線は細いので、助手席側のようにサイドシルカバーを外したりせず、隙間から押し込みました。

配線

さていよいよ配線です。まずは、忘れずにバッテリーを外しましょう。 次に外した内張りやカーペットの下に配線をもぐりこませます。途中何箇所かを、タイラップやクランパーで止めていきましょう。アンテナ線と電源はできるだけ離したほうがノイズの影響を受けません

バッテリ電源、アクセサリ電源、イルミネーション、車速パルスはオーディオ裏から取りました。センターコンソール横の穴から配線を差し込み、オーディオのコネクタにエレクトロタップ(圧接端子)でつなぎます。

助手席下のTVユニットへ配線を引きます。まず、助手席を一番後ろまで下げてみてください。カーペットに四角い切り込みが見えます。ここを引っ張って穴をあけます。サイドシル側の配線をカーペットの下を
通してシート下の穴から出します。

トランクルームへ配線を通す時は、太めの針金などに配線の先を結わいて、内張りの隙間に差し込みます。

ユニット取り付け

最後に各ユニットのコネクタを接続します。今回TVユニットは助手席シート下へ、ナビ本体は純正ナビ装着位置へ取り付けました。共にマジックテープで固定しています。
注)助手席下にはヒーターの送風口があります。TVユニットが直接温風を受けないように、送風口を塞いでしまうか板などで送風口に囲いをつけて直接風が当たらないようにしたが良いでしょう。(メールくださった小東さん、どうもありがとう)

動作確認

やっと、配線が完了しました。ここで内張りを付けてしまう前に、一通りの動作確認をしましょう。3300GWDには下の画面のような取りつけチェックモードがあります。

バックギヤにいれたりサイドブレーキを引くと、それに合わせて画面のマークの色が変わります。
少し走って車速パルスが出ていることも確認しましょう。

内装取り付け

確認が終わったら、外したのと逆の手順で内装を取りつけます。ここまでくれば終わったモ同然。しかし、ここであせってはいけません(笑) 下に這わせた配線のせいで内装が付きにくくなっています。無理に押し込んだりしないように、落ち着いてやりましょう。(私の場合、ちゃんと動作確認まで済んでいたイルミネーション信号が来なくなってしまいました(涙))

本体はこんな感じで収まりました。

初期化処理

さあ、最後にジャイロを初期化しましょう。これですべて完了です。

私の場合、初日が午後3時から午後6時まで、翌日は午前6時から午後3時までかかりやっと完了しました。数万円の取りつけ料金を請求されるのもわかりますね。

福岡ドーム周辺の地図。この写真では画面の美しさが伝わりませんね(残念)

マフラーカッター取り付け

これはあくまでも参考事例です。作業は、自己責任で慎重に行いましょう



RS4グリルをインターネット上で物色しているとき、同じくClair Motors Parts Expressで発見しました。マフラー交換と行きたいところですが、せっかくの低速トルクが薄くなるのも寂しいですしね。本当は、お金も無いし(笑)
名称はAUDI OEM POLISHED STAINLESS STEEL TAIL PIPE TIPS;(Parts No. ZAW-806-004)でUS$38.95でした。
到着したマフラーカッターですが、Audi of AmericaとAudi Canadaの純正パーツでした。こんな感じの梱包がされてきます。

ステンレス製のマフラーカッターは、φ約50mmでエンドは少し斜めにカットされています。取り付けは1個あたり3本のネジで締め付ける方式です。

さて取り付けです。

【注意!!】作業はマフラー部が十分に冷えてから行いましょう。火傷しても知りません。
取り付けには4mmの6角レンチが必要です。まずは3本のネジをいっぱいまで緩めます。ここで付属のネジロックをネジに塗っておきます。次にマフラーにマフラーカッターを通し、3本のネジを均等に少しずつ締め付けていきます。マフラー上部内側に来るネジはちょっと締めにくい位置になりますね。3つのネジが均等にマフラーに接したら、マフラーカッターの位置決めを行います。そして最後にもう一締めを行います。少し力を加えて、緩みが無いことを確認しましょう。走行中に外れたら、他の車両にも迷惑ですし危険です。同じ作業を、もう一方にも行ったら完成です。
取り付けは、こんなふうになりました。どうでしょう、思ったほど迫力は出なかったというのが実感です。やっぱりφ90mm位ないとだめかな。

取り付けは簡単です。トルクや音など、総合的に判断してマフラーは今のままという方にはお勧めかもしれません。

キセノンライト取り付け

点灯してみないと、何も変わらないというのが不満といえば不満か。。。。。



前にご紹介したように高効率バルブをつけていましたが、更なる明るさを求めてキセノン(HID)ヘッドライトへの交換を行いました。 今回は作業に自信がなかったので、なじみのショップ「オートクリエイティブ・ドルフ」さんにお願いしました。大雪の中、デジカメ構えたやつがうろうろしていてゴメンナサイね。
キセノンはHID(High Intensity Discharge)とも呼ばれます。最近はキセノンを標準またはオプションで採用する車も増えてきました。A4も海外ではキセノンのオプションを選択することが出来るようです。国内ではS4が標準搭載しています。

選定
アフターマーケット用のキセノンヘッドライトにも、いくつかのブランドが出ています。
BELLOF
ICHIKOH(VELIAS)
サン自動車工業
などなど。。。。。

聞くところによると、HIDのバルブもイグナイターやインバーターなどのユニットも供給社は限られているそうです。実際、数社のユニットは同じ物のようですね。ということは、性能的には似たり寄ったりと言うところかもしれません。性能の差はバルブの台座やハーネスの質だったりするのかもしれませんね。
今回はドルフさんのお勧めもあって、BELLOFを採用することにしました。メーカーや色んなホームページで情報を収集しましたが、A4への取り付け実績はあるものの、後期型のプロジェクターへの取り付けかどうかは確認できないとのことでした。

取り付け

AUDI A4の’99後期モデル以降のロービームはH7型のバルブとなっています。これに対応するBELLOFのキットはSYSTEM-3となります。


キットの内容は、キセノンバルブ、イグナイター、インバーターが各2組。そして電源コードやステーなどで構成されています。意外とシンプルな内容です。

インバーターもイグナイターも松下電工製でした。たしか自動車会社の純正キセノンにも採用されているメーカーですよね。そういう意味では、信頼性もあるのではないかと思います。



さて、まずはヘッドライトを外してしまうことから始めます。これは、インバーターやイグナイターを取り付けやすくするとともに、バルブを装着するときにぶつけて傷つけるのを防ぐためです。
A4のヘッドライトを外すためには、上部の2つと外側の穴の中に1個の計3個のネジを取り去ります。このネジを外すためにはトルクスのドライバーが必要です。
ネジを外してしまったら、配線に注意しながらライトユニットを抜き取ります。


次に外したライトユニットにバルブを取り付けます。下についていたH7バルブを抜き取り、そこにキセノンのバルブを挿入します。
挿入する前に、レンズやシェードなどとの干渉を調べます。H7の場合は53mmの奥行きが必要です。もし奥行きが足りないなんてことになったら、THE ENDです。シェードの場合は曲げるなど加工が行える場合もあるそうです。A4のライトではほとんど余裕がありませんでした。まあ、なんとか入るとわかってほっと一息。
奥行きが大丈夫でも、ヘッドライトユニットのバルブ取り付け部の穴が小さい場合があります。その場合は穴を広げる加工が必要となります。A4では、これも必要ありませんでした。(ラッキー) 最後にバルブを固定するワイヤーを掛けて、しっかりバルブを固定します。(このワイヤーを加工する場合もあるそうです)

バルブを固定したら防水カバーにφ25位の穴をあけて配線を引き出します。配線にはチューブをかぶせて保護しておきます。
これでヘッドライトユニット側の作業は完了です。

今度は、車体側での作業です。まずインバーターの取り付けです。インバーターの取り付け場所は、高温になりやすい場所や水がかかりやすい場所をさけます。
A4の場合、特に向かって左側のエアクリーナーボックス側はスペースがありません。色々と検討した結果、左側はライトの下側にエンジンルーム側からステーを使って吊り下げました。 右側はバンパー側から付属の汎用ステーを加工して取り付けてあります。
取り付けはガタツキがないように、車体にしっかり取り付けます。汎用ステーの加工など、丁寧で確実な取り付けが行われました。こういうところを見ていると、さすがプロって感じますよね。

左                       右


もう一つのユニット、イグナイターを取り付けます。こちらも同じく、高温になりやすい場所や水がかかりやすい場所をさけます。今回は、フェンダーの内側、ウィンカーの後方に付属のタイラップで取り付けを行いました。

ここまで来ると、だいたいの作業が完了です。あとは、説明書にしたがって各ユニットを配線します。ハーネスにたるみがあって、エンジン内の稼動部に当たったりすることのないように、タイラップなどでしっかり固定します。最後にヘッドライトユニットを元の位置に戻し、バルブとイグナイター間の配線をつなぎます。
ヘッドライトのヒューズが15Aのものは20Aへ変更する必要があります。低消費電力をうたうキセノンがなぜ?って感じでしたが、起動から安定状態に入るまではかなり電流が流れるそうです。
さあ、いよいよ点灯です。パシッと一瞬瞬いた後、独特の青い光が発せられます。でも、意外と暗い。。。。。。ご心配なく、安定してくるにしたがって光量も上がってき、青白かった光も徐々に白くなってきます。この間、10?20秒といったところでしょうか。他の前照灯も点灯して問題ないことを確認します。


最後に光軸をきちんと確認して終了です。明るくなった分、光軸がずれている場合の迷惑度も大きいですよね。
箱には車検対応と書いてあります。最近は車検でハイビームのみならずロービームも検査するようになったらしいですね。これだけ普及してきましたから問題はないと思います。仮に問題が発生したとしても、これなら大した労力を伴わないで従来のハロゲンバルブに戻せるでしょう。

RS4グリル取り付け

これはあくまでも参考事例です。作業は、自己責任で慎重に行いましょう



車を購入して、はや1年を過ぎました。なにか手を加えたいなとは思いつつも、財布も寂しいしパーツも少ないしということで、今日までたいしたことは出来てません。(あっ、いじらないという事になってたんですっけ(笑)) そうはいっても1周年記念。なにかお金をかけずに雰囲気の変わるものはないかと探しておりました。そんな中、このHPにも常連さんとして登場いただいている、Brown-eyesさんやのこうきちくんPaPaさんのホームページを見ていると、お2人ともRS4グリルを装着されていました。うん、ちょっとスポーティでいいですね。これは早速真似しなくちゃ(笑)
さて、購入はBrown-eyesさんにならって、Clair Parts Expressからの海外通販で行いました。
ホームページのAccessoriesのコーナーから商品をクリックして買い物かごへ入れます。RS4グリル(Part No. 8D0-853-651-T-1L1)はUS$75でした。すべての商品を買い物かごに入れたら、オーダーのページで代金の確認をし、住所とメールアドレス、クレジットカードの番号を入力すれば注文OKです。州の選択は国外などありません。何が選択されていてもOKのようです。ちなみに私はCAにしちゃいました(笑)国外への発送は送料を問い合わせてくれとなってます。ここも、どうしていいかわからなかったので、送付方法はBest Wayに、そして一番下の伝言欄に送料いくら?って書いておきました(もちろん英語でね)。翌日には、メールで送料が伝えられましたので、すぐ承認の返事を出しました。ちなみに送料はもう一つ買ったマフラーエンドをあわせてUS$23.25でした。
オーダーしたのが9/6で、発送されたのが9/7のようですが、あの忌まわしい事件の為か到着は9/21になりました。通常は、こんなにかかることは無いでしょう。商品は緩衝材に包まれて、ダンボールで到着しました。送付方法は国内外とも郵送でした。

さて、取り付けです。
到着したグリルは、こんな感じです。フォーシルバーリングスは装着された状態で、グリルのメッシュ部分、縁のシルバーに塗装された部分ともに樹脂製です。イタリア製でアウディ純正パーツのようです。ぱっと持ったところ軽いってのが感想です。

まずは純正のグリルを外します。純正のグリルは、上部6箇所・左右2箇所のツメでとまっているだけです。ドライバーか内装はがしのようなもので、端から順に外していきます。結構きつくとまっているので、道具を2つ使ってツメを2つ一度に少しずつこじっていくのがいいかもしれません。無理せず、ゆっくりやるのがいいようです。

ツメをすべて外したら、ボンネット・リリースのノブをかわすように上に持ち上げて抜き取ります。これまで、約20分でした。これが純正グリルを抜き取った姿です。結構ハードですね。でも、このままじゃラジエターが心配(笑)

外した純正グリルとRS4グリル。純正に比べると、少しだけスポーティーかな。

さて、この際ですからグリルを取り去ったボンネット周りを、少し綺麗に掃除しましょう。RS4グリルの取り付けは極めて簡単です。まずは下側のフックをボンネットの縁にかけていきます。この時、ボンネットリリースレバーをフォーシルバーリングスの間から出してやるのを忘れずに。グリルの左右はボンネットのラインに合わせて軽く押し曲げて嵌めていきます。最後は上側をパチンとはめ込めばOKです。取り付けは約1分で完了です。

さあ、純正グリルとRS4グリルを比較してみましょう。グリル周辺のメッキ部分がシルバーの塗装になったため、ずいぶんすっきりした印象になりました。ハニカムのデザインはスポーティーでいいですね。バッチが無くなって、さらにすっきりしています。RS4の実物を見てしまった今となってはRS4バッチはおこがましいので、Quattroバッチを移植してみようかな(笑)



こんな感じになりました。やっぱり下回りにもう少しボリュームが欲しいですね。螺旋階段か。。。

ETC取り付け

これはあくまでも参考事例です。作業は自己責任で慎重に行いましょう



最近話題のETCを装着しました。高額ハイウェイカードが廃止されたのでETC前納割引のプレミアムは魅力的ですよね。ETCは分離型のPanasonic CY-ET500Dをナビ接続ケーブルCA-EC30Dと共に購入しました。ETC本体にはセットアップという作業が必要です。通常は、購入したお店で同時にやってもらうわけですが、通信販売などで購入する場合はその作業と費用が含まれてるのか注意しましょう。通販業者がやってくれる場合は車検証のコピーをFAXすれば大丈夫なようです。もう一つ、ETCカードを手に入れておくことを忘れないようにしましょう。

さてETCにはアンテナ分離型と一体型の2種類があります。表に出るアンテナ部分が小さく設置した時の見栄えがすっきりすることと、カードを抜き忘れた時も表から見えないので分離型を選びました。
取り付け自体は電源とアースをとるだけなので(今回はナビへの接続がプラス)比較的簡単です。アンテナはオーソドックスにダッシュボードの中央に、本体は色々と考えられますがグローブボックスの内側につけることにしました。

まずはETC本体を取り付けます。電源とアースは、またまたオーディオの裏からとりました。(ETCの消費電力は少ないので大丈夫でしょう)
続いてグローブボックスの裏側に配線を通す小さな穴を開けます。カッターで簡単に切り込みを入れることが出来ます。

ETC本体は付属のブラケットをグローブボックス上部にネジ止めした後、ブラケットと本体をマジックテープで固定します。

最後にETCとナビ本体を接続しました。ナビの画面でETCの状態やETCゲート位置の表示、利用履歴を確認することが出来るようになります。まぁいらないといえば、いらない機能かも。

いざETCカードを挿して動作確認。ナビの画面で使用可能ですと表示されます。めでたしめでたし.......とはいきません。最後にゲート通過できるかという大仕事が残ってます(笑) さすがに不安ですので出来ればETC/一般兼用レーンを通過したいものです。私も近くの大宰府ICで兼用レーンで挑みました。

近づくだけでゲートがパッと開いてくれると感動ものですね。

アーシング

これはあくまでも参考事例です。作業は、自己責任で慎重に行いましょう



最近各所で話題のアーシング。どいったものかわからない方は試しにInfoseekあたりでアーシングのキーワードで検索してみてください。きっと沢山のホームページがリストアップされると思います。(これが検索結果
でもこのすべてを信用してはいけません(笑)中には、私の電気知識に照らし合わせると妙な理論が展開されているやつとかありますから(^^ゞ
私も自信ありませんから理論的な展開は控えさせていただきますが(爆)、要はアースを強化することによって抵抗を減らして電流を多く流してあげましょうということでしょう。その結果、プラグに流れる電流が増えてトルクやレスポンスアップが得られるとか、始動性がよくなるとか、ライトが明るくなるなんていう効能が得られるわけです。 まあ、裏を返せば、やりようが悪けば効果がないということです。あまり高価なものでもないですから、過度な期待をせずにやってみましょう。
アーシングをする為には、当然ですがケーブルと端子が必要です。メジャーな車用には、あらかじめ必要な長さに切りそろえ端子までカシメられた車種別専用キットが売られています。うちのようなマイナーな車用には、ノロジーとかスプリットファイヤーとかその他のメーカーからケーブルと端子がパックされた製品が売られています。Yahooオークションなどでも、ケーブルを作りますといった商品も見かけますね。
私の場合は、Pivotというメーカーの汎用タイプを使用しました。これは買ったはよいものの、自分で施工できなかったという人から、安く譲ってもらったものです。(最初はカー用品店で売ってある、オーディオ用の電源ケーブルと端子を使用するつもりでした。)内容は、編組シールド線が5mと卵形の端子がサイズ違いで計16個、ナットとボルトが3個、後はターミナル1個とインシュロックタイが10個といった構成です。
施工のためにエンジンルーム内のカバーを外すことから始めましょう。まず、バッテリー部を覆っているフロントウィンドウ下のカバーを外します。何年式からでしょうね、このカバーがついているのは。樹脂製のカバーの縁についている、ゴム製のレールを手前に引いて外します。次にカバーを手前に引いて外します。これで、バッテリーの端子が丸見えになります。


次にエンジンのヘッド上についているカバーを外します。3箇所ついている、樹脂製の+ネジを大き目のドライバーで90度回します。すると、パチッとロックが外れます。後はカバーを上へ持ち上げるとOKです。

カバーを外してしまったエンジンルーム。'99後期モデルはエンジン形式APU型です。ここで、いろんな方々のホームページやメーリングリストでの情報を元に、アースを取るポイントを調査します。
今回はローゼンさんのホームページの情報を参考に、写真中の1?3のポイントをアースしました。ローゼンさんの場合は、この他にもインテークにもアースされてますが、'99後期の場合は落とせるポイントが見つからなかったので今回断念しました。4はケーブルを通す、グロメットの位置です。5はバッテリーのマイナス端子です。

さて、アースするポイントが決まったらバッテリーまでの線の長さを計ります。出来るだけ短く、しかしエンジンの動き(揺れ)で引っ張られたりすることが無いような長さにします。合わせて線をクランプする位置も考えておきましょう。
長さを決めたら線をカットし、端子を圧着していきます。端子は、取り付けるボルトのサイズに応じて選びましょう。
端子をカシメる為には、専用の工具が必要です。これが買うとなかなか高価なので問題です。私は、いつもお世話になっているドルフさんからお借りしました。プライヤーなどで潰しても加工できますが、しっかりカシメられるかもわかりませんし、気持ち的には接触抵抗も心配ですよね。ここは、どこかで借りれる所を探してでも、専用工具を使用しましょう。
こんな感じで、端子をカシメていきます。

さあ、いよいよ結線開始。くれぐれもケーブルの反対側で+端子をなでなでなんてしないように。盛大に火花を飛ばしてくれますよ。
まずは1,2番の結線。ヘッド上の既存のボルトを外して端子を間に割り込ませます。ここの端子は径6mmを使用します

次はオルタネーター下部のエンジンブロックにあるネジ穴に落とします。ここは8mmのボルトを買ってきて固定します。当然、端子径も8mmを使用します。

ケーブルを稼動部や高温部に触れないように配線していきます。バルクヘッド中央にあるグロメットを外して、ここから線を通します。後で気づいたのですが、裏にはABSの配管が走っています。無理に押し込んで配管を折らないように注意しましょう。できればここよりも、左側マスターシリンダー前のグロメットから引き込んだほうが良いかもしれません。

引き込んだ線をターミナルに集中配線します。付属のターミナルはケーブルと緩衝してバッテリーの?端子に、そのままではつきませんでした。その為、ケーブルの角度に沿って曲げ加工をしています。

次に、ケーブルをところどころインシュロックタイで固定していきます。くれぐれも稼動部や、排気系などの高温になる場所と接触しないように確実に固定してください。
最後に取り外したカバー類を元のように取り付けて完成です。
さて、肝心のインプレッションですが。。。。。
はっきりと体感できるほどの、トルクUPやランプの照度UPはありませんでした(悲)心持トルクUPしているのかな。。。という気もしますが、たぶん気のせいでしょう。アーシングの効果は、車種、ポイント、施工方法で大きく差が出るようです。今回、吸気側には配線していません。またケーブルや端子の質も、金メッキや無酸素銅や銀線を使わなきゃという話も聞きます。(理論的にはそうなのかも)こういった点、または年式による違いが他の方々と体感が違うという理由かな?
アースポイントは、今後いろいろ試してみるつもりです。効果があるかないかは、その後でと言うことで。。。。

高効率バルブ取り付け

これはあくまでも参考事例です。作業は、自己責任で慎重に行いましょう



最近はHIDなる真昼のように明るい(オーバー?)ライトを付けて走る国産車も増えましたね。後期型A4のヘッドライトはロービーム側はプロジェクタータイプになり十分明るいものです。でも、より明るいのに越したことはありません。HIDをつけたい気持ちをグッとこらえて、まずはロービームだけ高効率バルブへと交換しました。高効率バルブとは、封入されたガスなどの違いにより55Wのままで100W強相当の明るさを得るというものです。消費電力も同じなので、発熱の問題などはありませんが寿命はやや短いようです。


購入した高効率バルブは、BOSCH製のクリアータイプ。価格は某量販店で\3000強でした。
色々なタイプの高効率バルブが出ていますが、色などが基準に合わずに車検不可の物も有るので気をつけましょう。(小さく競技用とか書いてあったりします。) メーカーも多くありますが、個人的にはPIAAは以前使用してすぐ切れたので除外、特にRAYBRIG(小糸)かBOSCHを信頼してます。

さて、バルブの交換はいたって簡単なのですが、A4の場合右側のバルブ交換のためには、エアインテークのパイプを外す必要が有ります。 その為には、赤丸の位置のねじを2つ外します。

上のカバーとエアインテークのパイプを引っ張って外します。パイプは真ん中から外れます。ん?となるとねじを外す必要はなかったの?
(注:車両の取り説には外せと書いてあります)

ヘッドライトをエンジンルーム側から見ると、このようになります。こちらは、運転席側から見て左側。車両外側のカバーしたにロービームのバルブが収まっています。

カバー上部の、針金のロックを上に持ち上げて外します。これで防水カバーが取れます。(写真は、車両右側)

中には、ロービーム用バルブが収まってます。まずはこの黒いコネクターを後ろに引っ張って外します。

バルブをとめている、針金のロックをライト側に押しながら左にずらして外します。ロックが外れたらバルブのお尻を持って引き抜きましょう。この時、バルブのガラス面を手で触ってはいけません。指紋等が付着するとバルブの寿命が短くなります。
新しいバルブを変わりに装着します。バルブの向きは注意して入れましょう。向きが間違っているときちんと奥まで入りません。

左が高効率バルブ、右が最初から付いていたバルブです。見た目は殆ど変わりませんね。

外したバルブは、高効率バルブが入っていたケースに入れてトランクルームにでも置いておきましょう。高効率バルブの寿命はやや短いので、突然切れたときにも元のバルブがあれば安心ですよ。

ヘッドユニット交換

これはあくまでも参考事例です。作業は、自己責任で慎重に行いましょう


純正のCDチェンジャーはCD-Rが音飛びしてしまいます。HDDタイプのMP3プレーヤーを購入したのをきっかけに、殆どCDチェンジャーを使用することはなくなってしまいました。 MP3プレーヤーとカーオーディオの接続には、カセットテープアダプターを使用しています。簡単に接続できるのが良いところですが、音はイマイチなのが残念です。i-Podだと専用の接続キットなども用意されていますが、その他のMP3だとAUX入力を持つヘッドユニットに交換するのが一番いい方法に思えます。
これまでヘッドユニットを交換しなかった、もう一つの理由はアウディのイルミネーション。赤で統一された真ん中に他の色が混ざるのは許せません(笑) 交換するなら雰囲気を壊さない赤いイルミネーションのヘッドユニットにしたいものです。
気にしだすと止まら無くなるのが悪い癖(汗) 地道に調べた結果、PanasonicのCQ-C7301DというCDヘッドユニットが理想のものに近いようです。

特長
・ユーザーの自由度が広がる『バリアブルカラーディスプレイ』・『カスタマイズ』機能搭載
9,261パターンからユーザーがディスプレイ照明色を選べる「バリアブルカラーディスプレイ」搭載(真っ赤にも出来る)
・デザイン・操作性・拡張性にこだわった『大型ロータリーボリューム』
 ブラックフェースで精悍です。
・『AUX入力端子』搭載
 前面端子でないところが残念
価格も手ごろということもあり、今回はこのモデルを楽天のネット通販で入手しました。


その他に必要なものが取り付けキット。特にA4(B5)の場合は、ヘッドユニットの操作部がワイドパネルとなっているため、そのままヘッドユニットを交換すると両側がむき出しになってしまいます。その為、きれいにカバーしてくれるフェースパネルが必要です。残念ながら、A4(B5)用のキットは中々見つけることが出来ません。今回は、Panasonic製のアウディA4用1DIN〔TV〕取付けキット F-1650DUを手に入れました。残念ながら、この〔TV〕という部分に最後まで苦しめられることになりました。キットは他にも(株)ミドーからも出ているようです。(こっちがいいかも?)
キットにはフェースパネル(写真下)と変換ケーブル(写真左)、固定金具(写真右)、リヤスピーカー用ケーブル(写真中央、上)が入っていました。


上のキットにリヤスピーカー用のケーブルが入っているのでわかるように、A4のリヤスピーカーはそのまま接続できません。スピーカー部にアンプが入っているために、信号のマイナス側が左右共通になっており、電源も供給する必要があります。その為、パナソニックのキットでは配線を引き直してアンプをバイパスするように指示してます。こんな細い線ではノイズも心配ですし、なにより面倒くさいので、(株)ミドーから出されているレベル変換アダプターTK-65を使用することにしました。赤いコネクターを車両側の20ピンコネクターに接続し、青い線をヘッドユニットのアンプリモートに、ヘッドユニットのリアスピーカーの線をそれぞれ同じ色の線につなげば接続完了です。フロントスピーカー用のラインも出ていますが、上の接続キットで配線してしまいますので不要です。
気になるのは、ユニットの大きさ。隣の10円玉と比べると巨大さがわかるでしょ。


具体的な配線は、こちらを参照してください。

ところでパーツを見ていて閃きました。せっかくのワイドパネル、左右のあまった部分にAUX端子を移設してはどうでしょう。車体側を見てみると、デッキの脇にケーブルの通るスペースはありそうですし、丸の部分のリブを少しカットしてあげればジャックを治めることも出来そうです。早速、電子パーツ屋さんでステレオミニジャックを購入してきました。私の場合、左上のカップホルダーにMP3プレーヤーを載せますのでパネルの左上に穴を開け取り付けました。


ケーブルは背面のAUX端子から、市販のピンケーブル(赤・白ケーブル)をカットしたものをヘッドユニットの底面に沿わせて貼り付けました。


さあ、これで準備完了。ヘッドユニットはあらかじめディーラーさんでロックを外して頂きましたので、後はグローブボックスを外し交換作業を開始します。このあたりの作業はナビ取り付け編を参照してください。
配線自体はカプラをつないでいくだけなので順調に進みましたが、ここで第1の問題発生。予想どうりレベルアダプターが大きくて収める場所がありません。思案した結果、エアバッグユニットの横・グローブボックスの上側(赤枠の位置)に貼り付けることにしました。車の振動で音がしないように、ユニットはスポンジのシートでくるんでおきましょう。


ここで、実際に音を出して動作を確認します。無事に電源も入ってラジオの感度も悪くなさそう。もちろん、イルミネーションはFIREに設定しました。


最後にフェースパネルを取り付けます。事前の確認でロックさせる爪の位置や形状が違うことが判明しました。適応するヘッドユニットではないので仕方が無いのでしょうね。インダッシュTV用ということになっていますから。そこでロックはあきらめて両面テープで接着する予定にしていました。
ところが、取り付けてみて更に奥行きまで違うことが判明しました(涙) センターコンソールの位置とフェースパネルの位置に大きく段差が付いてしまいます。ここまできたら力技、リブの部分を思いっきり削りこみました。ミニジャックを取り付けた上の写真と見比べたら、どの程度削ったかがお分かりになると思います。


苦労の結果、何とか様にはなりました。まだ微妙にフェースパネルとの間には段差があります。またフェースパネル自身もセンターコンソールの樹脂と質感が違っていて少し目に付きます。このあたりは、なんとも残念なところです。


ラジオやCDの音も純正のヘッドユニットよりは格段にクリアーな音になりました。もちろんAUX端子に接続したMP3プレーヤーはカセットテープアダプターより明らかにクリアーな音で鳴ってくれます。それにAUX端子も前面につけることが出来たので便利です。
夜のイルミネーションもご覧のとおり、見事な赤一色でオリジナルの雰囲気を壊さずにすみました。


今回は、年式による微妙な仕様の違いなどに苦労させられました。
接続キットの入手は困難なようですが、フェースパネルはプラ板などで自作することを前提にすれば接続キットは欧州車汎用のものでも十分です。

My A4 Modify

★私のやった、カスタマイズ・ドレスアップ・チューニングのたぐいをご紹介します。
2000.08.25 ウィンドウフィルムを貼りました。
2000.08.27-28 カーナビゲーション(Panasonic CN-DV3300GWD)を付けました。
2000.09.16 ロービームに高効率バルブを付けました。
2001.01.16 キセノンヘッドライトをつけました。
2001.09.22 RS4グリルをつけました。
2001.09.23 マフラーカッターをつけました。
2001.10.14 今はやりのアーシングに挑戦しました。
2003.02.17 タイヤ・ホイール・ブレーキパッドを交換しました。
2003.08.15 ETC(Panasonic CY-ET500D)をつけました。
2005.07.02 ヘッドユニット(Panasonic CQ-C7301D)に交換しました。

A4 Cabriolet

80の時代にも存在したカブリオレがNew A4で復活しました。待ち望んでいた人も多かったんじゃないですか?


エクステリア

>一見するとA4セダンの屋根を切っただけのようにも見えますが、よく見るとフロントもリアもカブリオレの専用デザイン。セダンよりもスポーティーで優雅な印象を受けます。
Aピラーの付け根からボディを一周回るラインにもアルミが配されています。
個人的にはホイールは、もっと別のデザインが良かったかなぁ。まあ、交換する楽しみがあると言うことで。

インテリア

オープンカーともなれば、エクステリア以上に人目が気になるところ。その点でも、New A4 Cabrioletは合格でしょう。
インテリアにはウッドとアルミが絶妙に配置され、シートは本革となかなかゴージャスです。
エアコンの噴出し口が円型になるなど、こちらもカブリオレの専用設計になってます。

トランクルームも、ソフトトップを閉じた時はトランク容量が増えるように配慮されています。もっとも、このての車なら、2人で乗るのが普通でしょうからリアシートが使えるでしょうから。


写真は、「あしか」さんから提供していただきました。どもども。

New A4 Report

いよいよNew A4が発売されました。New A4は旧A4オーナーにとっても気になる存在ですね。


エクステリア

フロントからは従来のA4のイメージを色濃く残しています。特に'99以降のマイナーチェンジ後モデルとはランプ類のレイアウトなどが同じせいか特に新しさは感じません。各部のラインがより直線的になった分、精悍な印象になりました。 バンパーとフェンダーのつなぎのラインがA6風に水平から垂直に変わったため、フェンダーが大きい感じがしますね。


サイドから見ると、大きく弧を描くルーフが目に付きます。なんとなくVWパサートをイメージしてしまいました。少しだけウエストラインは高くなったのかな?
A6似とよく評されますが、伸びやかさはA6にはかないません。まあ、全長が短いからしょうがないか。


リヤは旧A4の特徴だったダックテール(トランク終端のデザイン)からA6似のデザインに変わりました。新A4で一番変わったと感じた部分ではないでしょうか。逆に新A4がA6に見える最大の理由かもしれません。こちら側も、当然バンパーとフェンダーのつなぎが垂直になってます。


真横から見るとフェンダーの縁は、ずいぶんと膨らまされていますね。大きなタイヤを入れると映えそうです。


Brown_eyesさんの情報を元に、写真をとってきました。(Brown_eyesさんありがとう。) 新A4は、ボンネットフードがわずかにライトユニットより前に出ており、ライトユニット上端から空気を取込むことでレンズ表面の汚れを防止しているようです。ふむふむ。この写真でわかりますか。


インテリア



インテリアの質感は新A4になってさらに磨きがかかっています。各パーツのつなぎ等もぴったり。まるでトヨタ車のよう。でも、安っぽさを感じさせないのはさすがです。
中央のエアコン吹き出し口は3個から、オーソドックスな2個に減ってしまいました。その代わりといっては何ですが、温度設定は左右独立となっています。オーディオで標準装着のCDは一見1枚がけのように見えますが、インダッシュの6連装です。すごい。


ヘッドライト等のSWはレバーから、ゴルフあたりではおなじみのダイヤル式に変わりました。左にある小さなボタンはレベライザー。押すと飛び出してきてまわすことが出来るようになります。
この内装は、2.0SEのもの。ウッドパネルと革の内装がゴージャスな感じです。


気づきました?ドアピンがなくなってるんです。よく考えれば、ドアピンを引くことってないですものね。その代わりにロック状態ではLEDが点滅して知らせます。ちょっとセキュリティーがついているみたいでいいですね。


エンジンルーム



新設計の2.0。アルミブロック、可変インマニ、可変カムシャフトと近代的なスペックを持ったエンジンです。
旧モデルに比べて、カバーが廃止され赤いケーブルがスポーティな印象を与えてくれますね。


その他



フロントから下側をのぞいた写真です。エンジンの下まで空力を考えてカバーがされています。リフトアップしてみると、かなりボディー裏面のフラット化を意識しているらしいです。これが、高速安定性にどう効いてくるのか興味がありますね。


トランクルーム内の左サイドから工具、CDチェンジャー、ナビのスペースがなくなりました。その分、深くえぐれて幅が確保されています。(同じく右側も)これでゴルフバッグも横向きに置くことができるようになりました。日本での、このクラスのサルーンには重要なポイントだそうで。ショールームにはゴルフバッグまで完備されてました(笑)
トランク自身も、奥行きがやや深くなったようです。


さて、スペアタイヤは従来どおりフルサイズのものがついています。その左サイドに工具箱が右サイドにジャッキが備えられています。


今回は時間がなくてココまでです。ちなみに、写真は展示車の2.0です。今度また、ゆっくり行って、ディテールまで写真を撮らせてもらいましょう。

Big Quattro Report

アウディ・クワトロ(通称ビッグクワトロ)は、今やアウディ車の代名詞とも言える四輪駆動システム・クワトロを始めて搭載した車であるとともに、80年代のラリー・シーンでアウディの名を轟かせたくるまです。
今回、見せて頂いた、ビッグクワトロは'85式の白。走行距離も90,000Km近くになろうとしていますが、内外装ともに綺麗な車でした。


エクステリア

今の車には、珍しい直線基調のデザインが新鮮に映りませんか?

アウディ・クーペとの外観の違いが、この大きく膨らんだ前後のフェンダー

CG 2000.10月号によると、クワトロは2度のマイナーチェンジを受けているらしい。その見分ける最初のポイントがヘッドライト。 この一体型のライトは、シリーズ2と3に採用。ヘッドランプ・ウォッシャーも付いてます。

リヤエンドには、小ぶりのスポイラーが装着されています。テールライトもシリーズ1はクリア、シリーズ2と3はこのスモークになります。トランクリッドはFRP製みたい。


インテリア

少し驚いたのが、意外に豪華装備な事。デザインや質感は、現代の基準に照らしたら、少し古さを感じてしまうのは仕方ないですね。。。
シートはレカロ製らしいです。サイドサポートもしっかりしていて、ちょっとスポーティ。後席も広くて、大人2人なら余裕。実用性も十分です。

革巻きのステアリングの手ごたえはやや重め。メーター照明が赤かどうかを確認するのを忘れてしまいました。(後日、石橋さんよりオレンジ色だというメールを頂きました。ありがとうございますm(__)m  ということは、赤くなったのは初代A4から?)
ちなみにシリーズ3では、メータがデジタルになるそうです。よって、この車はステージ2という事に決定。
シフトも革巻で、パターンはオーソドックスな5速。センターコンソールのオーディオ下には、デフロックのダイアルとデジタル式の油温計と電圧計。その下にあるスイッチは前席パワーウィンドウ。


エンジンルーム

直列5気筒ターボエンジンで200psを出力。A4よりは、はっきりとターボの効きが感じられるセッティングでした。
一瞬、アーシングとみまちがった左側からのメタルの線は、燃料系。ちなみにマネジメントは機械式のKジェトロ。
アウディの伝統にならって前寄りに縦に積まれてます。ダブルスカットル構造といい、現在のA4のレイアウトは、既にこの頃から確立されていたんですね。

ヤナセの正規物であることを証明するプレート。いったい何台入れたんでしょうね?


その他

マフラーは2本出し。見た目は地味ですけど、結構太さはありますね。音量は大きくはありません。

クーペスタイルとデッカイ燃料タンクが備わっているので、トランクスペースはやや小さめ。おまけにスペアタイヤが左端に居座ってます。ちなみに、トランクを開けるにはどうしたらいいか?
国産車のように運転席脇の床なんかを探したのですが。。。。。答えは、運転席側のドアを開けたボディー側ドアロックがある付近(う?ん説明が難しい)にレバーがありました。

サイドのフォーシルバーリングスがおしゃれ。これはA4のドレスアップに使えるかも。ホイールもオリジナルのスポークタイプ。タイヤもごく普通のサイズでした。


だいぶ古い車の部類には入るのでしょうが、だいじに乗られているようで各部のへたりもあまり感じられません。(年式相応ですけど)
走りのほうも、現代のスポーツバージョンには比べるべくもありませんが、当時の高性能車としての片鱗を感じることが出来ました。 思ったより乗りやすいし、元気だし、維持にも苦労をしないようです。
何より、この車の輝かしい歴史が、所有する喜びを満たしてくれそうです。


Special thanks Mr. Ishibashi/Ohoita

A6 2.7T quattro S-Line

車検の間にお借りしたA6。スポーティでラグジュアリーでとてもいい車でした。


エクステリア

サイドから見たAは再、とても伸びやかな印象を受けます。全長の短いA4に比べてデザインに無理がありませんね。この大きさはデザインにもキャビンにもトランクにも貢献していますが、市街地での狭い駐車場では少々もてあましてしまいました。フロントからトランクリッドまでまっすぐに伸びるラインに大きくアーチを描いたルーフとシックスライトのキャビンが乗っかっているのは旧A4と共通のデザインコンセプトですね。


フロントは旧アウディ顔。すっきりしてはいますが、A4に比べればずいぶん押し出しの強い顔になっています。今でも好きな顔ですが、やはり少し古くなっているんでしょうか。

個人的には、この後ろ斜めから見た姿が一番好きです。テールライトのデザインは現行A4に受け継がれていますね。

インテリア

インテリアもA4(8D)と同じコンセプトです。この車はS-Lineということで通常は木目が貼られた部分がアルミのになり室内をぐるりと取り囲みます。シートは革張りで、もちろん3ポジションメモリー付きの電動アジャスター式です。リアにもエアコンの噴出し口が付きます。リアの足元はA4に比べると圧倒的に広いですね。そうそう、大きなリアウインドウにはハザードスイッチ脇のボタンで開閉できる電動ブラインドが付きます。ローラー式ではなくて、うまく表現できませんが「パカッ」と開きますんで、ちょっとびっくりしました。そういえば、この車にはリアサイドのブラインドはありませんでした。

メーターパネルも、S-Lineのホワイトメーターになります。夜間ライトを点灯するとこんな感じ。真っ赤とではありませんが、やはり赤が基調のイルミネーションがエッチな雰囲気です(笑)。
中央のインジケーターには色々な情報が表示されます。ナビゲーション中には行き先も指示されていました。ナビの位置が低いですから、目線の移動量が少なくていいかもしれませんね。

トランクルームも、ソフトトップを閉じた時はトランク容量が増えるように配慮されています。もっとも、このての車なら、2人で乗るのが普通でしょうからリアシートが使えるでしょうから。

エンジン

エンジンはV6 2.7Lのバイターボです。低速用と高速用の二つのタービンを備えていますから、どこからでも力強い加速をしてくれます。ただ、40km/h位で込み合っている場合に、前車との間を一定間隔で保とうとすると微妙なアクセル開ではスピードがのってくれず、もう少し開くと一気に加速するといった感じで、ギクシャクすることもありました。ミッションはティプトロニクスでステアリングにシフトボタンがあるタイプです。

調子にのってアクセルを開いていると燃費は6Km/L代に落ち込んでしまいました。2.7Tとしてはこんなものかもしれませんが、経済的に余裕のない同士は気をつけましょう。

その他

ナビのアンテナはこんな感じで付いています。デザイン的にすっきりして良いですね。ホイールも17inch標準です。

Audi九州オフ 2005春 in おおきな樹


5/15(日)にDai@さん主催でAudi九州オフが開かれました。久しぶりのオフ参加でワクワクです(笑)場所はDai@さんお奨めの、佐賀県鳥栖市は家庭料理レストラン「おおきな樹」。

鳥栖ICから程近く、広い駐車場と広い庭、美味しい料理とオフには完璧な場所でした。

芝生の向こうには特急「つばめ」や「ゆふいんの森」号が走ります。

予定の11:00にちょっと遅れて到着すると既に駐車場はAUDI,AUDI,AUDI........
すばらしい眺めです。

既に、他のかたの車に興味津々。あちこちで色んな話が飛び交っていました。

さて、今回の目玉は誰の車かな?

さっそく参加の皆さんの愛車を車種ごとに、ご紹介しましょう。あなたはどれがお気に入りでしょうか?

まずは、主催者Dai@さんのTT-R


長期入院からお久しぶりにお目にかかりました。直前にエアマスも交換されて、完全復活といったところでしょうか。
いつの間にかブレンボが入っていますね。
今回のロードスターはこの1台でしたが、晴天にフルオープンはよく似合います。

こちらはRitomoさんのTT-C

発売されて何年になるのでしょうかTTのデザインって古さを感じませんね。素の状態で完成してるなぁ。

そして、おなじみMt.FUJIさんのTT-C


いつもながら赤いハチマキが目立ちます。今回の参加者の中にも、街で目撃された方がたくさんいらした様子。今回は、よく見るとカナードも付いていました。日々進歩という感じです。
オートポリスで激走している姿が見たいですね。速そうです。

こちらはSwitchさんのTT-C


TTの持っているエレガントな雰囲気を壊さずに、スポーティーに仕上げられてます。
TTにはSPORTECのホイールがよく似合いますね。

こちらはRudolf NureyevさんのTT-C

まわりの皆さんにだいぶ刺激を受けられたご様子。次回お会いする時は大変身しているかもしれませんね。
ところで、バレエをおやりになるんですか?

THX-1138さんのTT-C。鹿児島からご参加いただきました。

カーボンボンネットが目をひきます。もちろんその中身もすごそうです。
ブラックのテールライトも引き締まった印象を強調していますね。

goro237さんのTT-Cです。

TTも色が赤だと、少しラテンの雰囲気が漂います。そう思うのは私だけ?

さて、ここからはA-Team
まずはDai@さんの奥方号 A3 3.2 SportBackです。

今回、初お披露目です。このコンパクトなボディに3.2L、走りも想像できるってもんですね。
すでに、壮大なるモディファイ構想がDai@さんの頭の中で練りあがっているようです。
次回お会いする時は大きく変化していることでしょうね。楽しみです。

続いて、大川内さん奥さんの A3


ん?3Doorのシングルフレームグリルって。。。。と思ったらABTのグリルが装着されてるそうです。
グレードや装備に詳しい人は、みんな騙されてましたよ。
メルセデス用のホイールもよく似合っていますし、こちらも今後の仕上がりが楽しみです。
あっ、ボンネット上の物はレタッチで消しておきました(笑)

ここからはA4
いりえさんのA4 2.0です。ついにB7もオフに登場。

やはりシングルフレームグリルは迫力ありますね。ボディー全体も筋肉質な印象になりました。
これだと力強い大きなホイールも似合いそうですね。いっちゃいます?

続いて、tonhashiさんのA4 Avant 1.8Tq

個人的にはドイツ車はシルバー!派でしたが、白いアウディはかなりいい線いっています。
ホイールもすっきりしたB6のデザインによく似合っています。

広島からの刺客、やまもとさんのA4 1.8Tqです。

B5での参加者もだいぶ少なくなってきましたね。女性的なラインのB5によく合うエアロが素敵です。これからは九州のほうも盛り上げてくださいね。

私、斉藤@BrunchのA4 1.8Tq

相変わらずホイール以外はノーマルです。もうちょっとカッコよくきめたいですね。
過走行で90,000Km近く走っているためか最近はメンテナンスが中心です。来週はクラッチ交換予定!とっても気に入っているから、まだまだ大事に乗るんだい(ハァ)

いよいよA6
まずはgoro237さんの2台目 A6

こちらは奥様が運転してこられました。
前に試乗車に乗せていただきましたが、大きなボディですがとっても運転しやすいんですよね。

大川内さんのA6 Avant

まるでS6ですね。車高も低く決まってます。もう手を入れるところが無いって感じです。
私と同じ過走行だそうで、今後のことも思案中だそうです。
新しいA6 Avantでドレスアップいかがですか。

飛び丸さんのAllroad quattro

私お気に入りの1台です。ラフロードもエアサスのおかげで快適ですし、高速もトルクのあるエンジンでかっとびです。まさにAllroadですね。

なお@熊本さんのA8です。

アウディのフラッグシップだけあって堂々としたものですね。
実はとっても破格値での入手だったそうです。さすが業界関係者。
すでに次期モデルの検討中とのことで、次はRS?


さて、11:30にはレストランでお食事タイム。美味しいと聞いていたので期待大でした。
その料理がこちら。これで\1,000は嬉しいですね。

しかも、ご飯と味噌汁はお代り自由。ジュースやコーヒーは飲み放題。)^o^(

期待を裏切らない内容でした。それにお店の雰囲気や窓からの眺めもいいんです。
美味しい料理と共通の話題があれば、自然とお箸もすすむし会話も弾みますね。


とっても楽しいランチタイムとなりました。

ランチの後は、涼しいレストラン内で会話を楽しむ奥様方、炎天下で車を覗き込む男ども、

芝生を走り回る子供たちと思い思いの時間をすごしました。
そして、待ちに待ったジャンケンタイム
たくさんの賞品を前に、みな一喜一憂。
くそー次回はジャンケンの練習していくぞー(笑)

豊富な賞品を提供していただいたAudi久留米さん、THX-1138さん、goro238さん。
もらって来て頂いたDai@さん
ありがとうございました。感謝です。

その後、長いこと駐車場でおしゃべりの後14:30過ぎに解散。一部のかたは2次会会場へ(笑)

2次会のほうはDai@さんのホームページをご覧ください。

さて、私のほうは、まだ遊び足りない子供たちに引き止められて芝生で日ごろの運動不足を解消するハメに。

少し遅れてこられてお食事中だった飛び丸さんの子供たちも一緒に汗をかくまで走り回りました。

いやー帰ってからのビールの美味しかったこと(笑) ひさしぶりに子供たちとも遊ぶことが出来て、家族も大満足してくれました。

ひと遊びしたところで、しお@A4さんとアークB@S4さんが到着されました。しおさんとは、あまりお話も出来ませんでした。ゴメンナサイ。
アークBさんとは少しだけお話させていただきました。黒のS4は、いい音させてましたね。

ここで、お詫び。
私の、おニューデジカメの操作ミスで、お二人の写真が撮れていませんでした。家に帰って気づきましたが後の祭り。本当にゴメンナサイ。

最後に、今回参加された皆さんをご紹介します。(順不同)

Dai@さん TT Roadstar 1.8Tq
A3 3.2 SB
Ritomoさん TT Coupe 1.8T
Mt. Fujiさん TT Coupe 1.8Tq
Switchさん TT Coupe 1.8Tq
Rudolf Nureyevさん TT Coupe 1.8Tq
THX-1138さん TT Coupe 1.8Tq
goro237さん TT Coupe 1.8T
A6
大川内さん A6 Av 3.0q
A3
飛び丸さん allroad quattro 2.7T
なおさん A8
いりえさん A4 Av 2.0 (B7)
tonhashiさん A4 Av 1.8Tq (B6)
やまもとさん A4 1.8Tq (B5)
斉藤@Brunch A4 1.8Tq (B5)

ちょっと間に合わなかった皆さんです。

しおさんA4 1.8Tq (B5)
アークBさんS4 (B7)


幹事のDai@さん始め、皆さんのおかげでとても楽しい時間をすごすことが出来ました。
どうも、ありがとうございます。
これからも、ネットでオフで、良いお付き合いをさせていただきたいものです。

次回は、ツーリングとかもいいですね。
あっ、その前に中州行きますか(笑)

Powered by Movable Type 4.25